自動車保険を比較するには保険料の見積もりが欠かせません。
自動車保険をネットで見積もるのは非常に便利ですが、個人情報を入力することに抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。
実際、個人情報を入力しなくても保険料を見積ってもらうことは可能ですが必ずしもおすすめできない場合もあります。
この記事では、個人情報不要な自動車保険のネット見積もりを行うメリット・デメリットについて説明します。
もくじ
個人情報入力不要で自動車保険の見積もりを手に入れる方法
自動車保険の見積もりを比較する場合、通常は個人情報を提供する必要がありますが、インターネットや郵送を通じて契約できるダイレクト型の自動車保険では、通常、個人情報を入力せずに見積もりを取得できます。
管理人が確認したところ、以下のダイレクト型自動車保険会社は、個人情報を入力しなくても見積を算出できました。
ダイレクト型
- SBI損保
- おとなの自動車保険
- ソニー損保
- アクサダイレクト
- イーデザイン損保
- チューリッヒ
- 三井ダイレクト損保
- セコム安心マイカー保険
代理店型
- 損保ジャパン
- 東京海上日動
- 共栄火災
こちらはSBI損保のウェブサイトのトップページです。
(CMキャラクターの芦田愛菜さんが中央に現れますが表示できませんので画像処理をしています)
[参照:SBI損保]
画面下または上の右隅にある「無料お見積り」をクリックすると、必要な情報の入力画面が表示されます。
見積もりを取得するために必要な情報は以下の通りです。
手元に自動車保険証があると入力が簡単です。
- 契約者に関する情報(年齢・居住地・運転免許証の色)
- 運転者の範囲
- 年齢条件
- 現在加入中の自動車保険の詳細
- 自動車に関する情報
- 年間の走行距離
- 補償内容
5分はかからず完了しました。
個人情報は不要ですが、保険料には年齢条件や地域差が関わってくるので、保険開始時の契約者の年齢と居住地だけは必要でした。
他社では性別や生年月日が必要なところもあるので、SBI損保は条件が少ない方だと思います。
補償内容は3つのプランが出てくるので、価格を見ながら補償内容を変更してリアルタイムで見積もりを算出できます。
個人情報不要な自動車保険見積もりサイトを使うメリット
個人情報の漏洩を気にしなくてよい
個人情報を入力しないため漏洩の心配はありません。生年月日の入力が必要であるものの、それだけでは個人の特定が難しいため、安心して利用できます。
無駄なメールやセールス電話が届かない
先ほどのソニー損保の見積もりでは、メールアドレスや電話番号の入力は不要でした。そのため、保険会社からの煩わしいメールやセールス電話が届く心配もありません。
個人情報不要な自動車保険見積もりサイトを使うデメリット
自動車保険の見積もりを個人情報不要で取得できることは、メリットしかないように思えるかもしれませんが、実際にはそうでもない点があります。
保険会社ごとに情報を手動で入力するのは手間がかかりすぎる
例えば、SBI損保で見積もりをすると5分ほどで見積もりを確認できます。
しかし、同じことを複数の保険会社ですればその分だけ時間がかかります。
また、古い車の場合、せっかく入力しても保険料が算出できない保険会社があります。
そうすると入力した時間はすべて無駄になってしまいます。
管理人が自動車保険一括見積サイトをおすすめしている一つの大きな理由です。
個人情報不要の自動車保険一括見積もりサイトは情報量が少ない
各保険会社のサイト以外に、個人情報不要な自動車保険の一括見積サイトもあります。
「イオンのほけん相談 保険マーケット」では、最大7社のダイレクト型自動車保険の保険料を比較できます。
「イオンのほけん相談 保険マーケット」
実際に利用してみると2分では難しかったですが、5分程度では入力が完了しました。
入力完了後すぐに、下図のような見積もりが表示されます。
これでも会社間の相対的な価格差を知るには十分で、目安としては問題ように思います。
しかし、細かい条件を出して比較したい方にとっては、以下のような注意点があります。
- 搭乗者傷害は設定できない
- 人身傷害は「搭乗中のみ」を設定できない
- 特約類の設定項目が少ない
信頼性の高い自動車保険一括見積もりサイト
というわけで、自動車保険の見直しを詳細まで検討するなら、最低限の個人情報は必要になりますが、自動車保険の一括見積もりサイトを活用するのがおすすめです。
ただし、個人情報を入力する場合、安心できるサイトを選ぶことが重要です。
私が毎年活用している一括見積サイトは以下のとおりです。
各サイトの名前をクリックすると詳しい説明が見られます。
いずれのサイトでも5分前後の入力時間で複数の保険会社から見積もりをもらえるので、自分のニーズに合った自動車保険を見つけるのに役立っています。
ちなみにこれらのサイトを使って見積もりを取った保険会社からはメールやはがきはたくさん来ますが、直接セールス電話がかかってきたことは一度もありません。
また、どのサイトも見積依頼をするだけでお得なプレゼントがもらえるキャンペーンを実施していることから毎年依頼しています。
なかでも一押しなのが「保険スクエアBang!」です。
複数の保険会社へ一括見積り依頼できるのはもちろんですが、交通事故が起こった時に弁護士へ無料相談ができるサービスがついているのは保険スクエアBang!だけです。
複数の会社から多数のメールが来るのを避けたい場合は、メインのメールアドレスではなく、サブのメールアドレス(必要であれば、簡単に作成できるフリーメールも使用可能)を活用することで問題を軽減できます。
デメリットを避ける方法についてはこちらをご覧ください。
⇒自動車保険一括見積もりのデメリットとは?回避する方法教えます!
まとめ
- 保険会社では個人情報不要で保険料を見積もれますが一人で複数の会社から見積もりを取るには非常に手間がかかります。
- 個人情報不要の自動車保険一括見積もりサイトもありますが、情報量が限られることがあります。
- メリットを最大限活かすために、複数の自動車保険一括見積もりサイトを利用することをおすすめします。