インズウェブ自動車保険一括見積もりはどんなサービス?使い方は?使いやすさは?
という、インズウェブ自動車保険一括見積もりに関心を持たれた方の疑問にお答えします。
もくじ
インズウェブ自動車保険一括見積もりサービスとは
インズウェブの正式なサイト名は「保険の窓口インズウェブ」です。
2000年に設立されたインズウェブ株式会社が開始した「自動車保険一括見積もりサービス」が、運営元をSBIホールディングス株式会社に変えて現在まで継続しています。
概要
インズウェブの自動車保険一括見積もりは、サービス開始後の累計利用者数が900万人を超えている、多くの人に利用されているサービスです。利用については特に条件はなく、完全無料で利用できます。
最短5分程度の必要事項の入力で、最大20社に一括で自動車保険の見積を依頼できます。
このサービスを初めて利用して自動車保険を乗り換えた人が節約できた保険料は平均約3万円で、中には5万円以上安くなった人もいます。
また、見積を依頼するだけで必ずもらえるプレゼントもあります。
サイトの特徴
インズウェブの自動車保険一括見積もりは、2018年度8月のgooランキングにおいて、自動車保険一括見積もりサイトの比較ランキングで利用者数、満足度、使いやすさ、安心度、わかりやすさで第1位を獲得しています。
使いやすさに関しては、この後具体的に検証します。
インズウェブ自動車保険一括見積もりサービス参加会社
インズウェブの自動車保険一括見積もりには、以下の会社が参加しています。
- アクサ損害保険株式会社
- イーデザイン損害保険株式会社
- セコム損害保険株式会社
- ソニー損害保険株式会社
- チューリッヒ保険会社
- 三井ダイレクト損害保険株式会社
- SBI損害保険株式会社
- セゾン自動車火災保険株式会社
- Chubb損害保険株式会社
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- 共栄火災海上保険株式会社
- 損害保険ジャパン株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 日新火災海上保険株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
- AIG損害保険株式会社
- セコム損害保険株式会社
- 株式会社リロケーション・インターナショナル
- リビン・テクノロジーズ株式会社
- 一般社団法人日本自動車連盟
- トラスティーパートナーズ株式会社
- 株式会社じげん
(順不同:2021年7月現在)
このなかから、最大20社に見積を依頼できるのが特徴です。
ただし、見積依頼の条件(車種、等級、年齢など)によって依頼できる会社は変わります。
特に中古車で年式が高い車の場合は、見積もりを出してくれる会社が少なくなる傾向にあります。
平成20年式のトヨタアクシスの場合は、以下の6社に依頼できました。
- 三井ダイレクト損害保険株式会社
- チューリッヒ保険会社
- アクサ損害保険株式会社
- SBI損害保険株式会社
- セゾン自動車火災保険株式会社
- セコム損害保険株式会社
見積依頼後のプレゼントキャンペーン最新情報
インズウェブ無料自動車保険一括見積もりでは、当サイトからの見積依頼で必ずもらえるプレゼントキャンペーンを実施中です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
→インズウェブ自動車保険一括見積もりのプレゼントキャンペーンの内容は?応募方法は?
インズウェブ自動車保険一括見積もりを利用するメリット・デメリットは?
自動車保険一括見積もりサイトを利用することにデメリットはほとんどありませんが、インズウェブ自動車保険一括見積もりを利用するメリットとデメリットを簡単にまとめました。
メリット
まず、参加している保険会社が多いのがメリットと言えます。
ネット自動車保険各社はもちろん、メガ損保4社を含む代理店型の保険会社にも見積もりを依頼できます。
また、試算結果を比較するのに見積結果を一覧できる専用ページが用意されます。
それぞれの会社から送られてくるメールを見なくても、見積もり内容を比較できるので便利です。
さらに、インズウェブで実施しているプレゼントキャンペーンでは、見積依頼するだけで必ず何かをもらえます。
当サイトからのお申し込みでは、こちらのページから見積依頼していただければ、必ずケンタッキー・フライド・チキンのオリジナルチキン2ピースがもらえます。
デメリット
デメリットを考えてみたのですが、これといって思い当たることがありませんでした。
メールに関しては、私は見積結果のお知らせメール以外受け取っていません。
最終確認前のページで他の保険などの資料請求などをしない限り、たくさんのメールが届くこともありません。
住所や電話番号の入力は必須ですが、それが元で何か送られてきたこともありません。
個人的な感想としては、インズウェブ自動車保険一括見積もりで見積依頼することによるデメリットは特にないと思います。
ただ、後ほど「使いやすさ」のところで触れますが、確認不足で思いもよらぬメールやはがきが届く可能性があります。
サイトの作り方に問題があるので、そこだけが注意が必要なポイントです。
入力画面は使いやすいか?見積手順と使いやすさ評価
必要事項の入力画面について、見積手順と使いやすさ評価の結果をご紹介します。
入力前に用意するもの
できるだけ早く入力作業を終わらせるために、以下は用意しておきましょう。
- 契約中の自動車保険の保険証券
紙の証券がない場合は、自動車保険のマイページにログインするなどして情報を参照できるようにしておいてください。 - 免許証
免許の色によって見積結果が変わります。 - 車検証
新車購入時や初めての保険加入で自動車保険の契約がない方はあったほうがよいです。
ただし、タイミング的に入手できない場合もあるので、そのときは車を購入したディーラーや業者から「初度登録年月」と「型式」を教えてもらってください。
見積依頼の手順
それでは、見積依頼の手順をご紹介します。
画面はPC版なので、スマホで操作される際は「クリック」を「タップ」に読み替えてください。
- インズウェブ自動車保険一括見積もりのホームページを開く
- [一括見積もりスタート]をクリック
- お手持ちの車について入力
初度登録年月・メーカー名・車名・型式を選びます。保険証券か車検証があれば、必要事項はすべて書かれているので、どちらかを見ながら入力します。
入力が終わったら[下記の規約に同意して次へ進む]をクリックします。
- 車の使用状況について入力
現在、お手持ちの車で自動車保険に加入しているかどうかを選び、使用目的や年間予定走行距離などの情報を入力します。使用目的と年間走行距離は、保険料の算出に大きく影響を与える重要項目です。正確な見積結果をもらえるように正しく入力してください。
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入力が終わったら[次にすすむ]をクリックします。
- 現在の自動車保険に関する情報を入力
お手持ちの自動車保険証券を参考にして必要事項を入力します。車のナンバーについては「陸運支局」名だけが必要です。ナンバー上部の「品川333」などの地名部分を選んでください。
そのほかの数字は入力しなくても見積もりが出ます。
入力が終わったら[次にすすむ]をクリックします。
- 運転者について入力
お名前、年齢、免許証の色など必要な情報を入力し[次にすすむ]をクリックします。
- 保険契約者について入力
住所や連絡先について入力し、終わったら[次にすすむ]をクリックします。
- 保険の見積条件を設定
各保険の保険金や特約などの設定についてお好みの組み合わせを選びます。SBIグループ各社が提供するサービスの資料が欲しい方はここで請求することもできます。
終わったら[次にすすむ]をクリックします。
- 最終確認
入力内容に間違いがないかこの画面で確認します。問題なければ[見積もりをGET]をクリックします。
これで見積依頼が完了しました。
処理が正常に完了していれば、次の画面で <キャンペーン:応募を受付けました> と表示されます。
サイトの使いやすさを評価する
見積もり依頼画面の使いやすさについて、よい点、気になる点を挙げます。
なお、ここでの使いやすさとは、操作のしやすさや画面の見やすさといった画面そのものの使いやすさと、細かく設定が可能かなどの機能的な使いやすさの両方を含んでいます。
よい点
- 画面ごとの入力項目のばらつきが少ない
画面のスクロール量がおおむね同じになるように各画面の入力項目数を調整しているように見えます。
先が見えやすいのでテンポよく入力を進められます。 - 画面上部に進捗率が数字で示されている
入力の進行度合いが具体的に数字で表示されています。
自分が今どの段階にいるのかひと目でわかるので、いつまで続くのかという不安が少なくなります。 - 入力必須な項目が赤色で表示かつ残り項目数が表示される
入力が必須である項目は背景色が赤になっていて、入力されると色が消えます。
また、PC版は右横、スマホ版は画面下部に「入力が必要な項目は残り○件です」と表示されます。
この2つの表示によって必要項目の入力が完了したことが一目でわかります。完了すると表示が下のように変わります。
気になる点
- 入力未完了でも「次へすすむ」をクリックできてしまう
必須項目の入力が完了していなくても「次にすすむ」ボタンはいつでもクリックできます。
クリックすると以下のように未入力の項目が表示されます。
未入力の項目がわかりやすいとは言えますが、そもそもクリックできなければ不要な表示ですし、余計な操作を許すことで何をすべきか迷いやすくなります。
特にスマホでの操作を考えると、入力完了までクリックできない仕様が望ましいです。 - 残り項目数表示の文字が小さい
重要な表示のわりには、文字が小さく見づらいのが気になります。
先に書いた通り、記入が完了しない限り「次にすすむ」がクリックできない仕様であれば不要な表示です。 - 知らずにメルマガに登録させられる可能性が高い
全項目の入力が完了すると、最終確認画面が表示されます。
これは下図の通りスクロールが何度も必要なほど縦長の画面になります。上図最下部の赤枠部に注目してください。
拡大します。メール・郵送によるお知らせの有無を確認する項目が一番下に置かれており、しかも、初期設定は全項目がチェックされています。
つまり、画面を下まで確認せずに上の「見積もりをGET」をクリックすると、意図していなくてもメールや案内のはがきがたくさん届くことになります。
特に「提携企業サービス商品のご案内」は郵送が含まれており、かつ何が届くかわかりません。
見覚えのない郵便物が来てもそれがインズウェブの自動車保険一括見積もりによるものかも判断できません。
もちろん、最後まで画面を見れば自分でチェックを外すこともできますし、後で配信解除ができる仕組みになっています。
事前にチェックが外せるのは楽天自動車保険一括見積もりよりはまだよいとは思います。
しかし、この配置では多くの人が知らずに見積依頼をする可能性が高いです。
せめてひとつ前の画面で資料請求の上あたりに配置してあれば見落とすこともないですし、後で不満を言われても読み飛ばしただけということができます。
意図的だと思いますが、せっかくサービスを利用してくれた方に不信感を与える原因になりそうなのがちょっと残念です。
- 選べる特約が少ない
インズウェブの見積依頼時に選択できる特約は「ファミリーバイク特約」のみです。せめて、近年需要が増え、各保険会社でも対応している「弁護士特約」や自転車にも義務付けられる「自転車保険」の代替になる特約類などは選べるべきだと思います。
これらの特約が見積依頼時に追加できれば、各社がより説得力のある見積を提案できるのではないでしょうか。
まとめ
- インズウェブ自動車保険一括見積もりはSBIホールディングスが運営する保険一括見積もりサイト「保険の窓口インズウェブ」の自動車保険版です。
- 一括見積もりサイトでは大手であり、主要損害保険会社がほぼ参加しているのでより多くの保険会社から一度に見積もりを入手できます。
- 使いやすさに大きな問題はありませんが、メルマガ登録確認の位置は見直したほうがより利用者から支持されるサービスになると思います。
自動車保険の見直しに必須の「自動車保険一括見積もりサービス」です。