自動車保険の更新時期が来ました。
少しでも保険料を安くできないかと思って自動車保険の一括見積サイトを使おうと思っていますが、デメリットはありますか?
という、自動車保険一括見積もりサイトを使っても大丈夫か不安に思っているあなたの疑問にお答えします。
結論:自動車保険一括見積もりは活用すべき
結論から書くと「自動車保険一括見積もりは活用すべき」です。
ただし、ポイントが2つあります。
- デメリットはあるが回避方法はありデメリットを上回るメリットがある
- 利用するなら複数の自動車保険一括見積もりサイトを利用すべし
「タダほど高いものはない」という言葉があります。
しかし、自動車保険一括見積もりは無料で利用できますが、大きなデメリットはありません。
いくつかあるデメリットも回避する方法はあります。
それも含めて、特徴をあらかじめ理解して活用することで、デメリットを上回るメリットが得られます!
一括見積もりのデメリットは3つ
まず、自動車保険一括見積もりを利用するときに、デメリットになると考えられることが3つあります。
- メールが頻繁に送られてくる
- 損保会社が限定される
- 同じ条件で見積結果を比較できない
メールが頻繁に送られてくる
どの見積サイトを利用しても申し込みが完了すると、見積結果がメールやハガキで届きます。
そのなかでも即時試算機能に対応している損保会社からは、入力完了後すぐに見積結果メールが届きます。
私がこれまで一括見積もりを利用した限りでは、以下の会社からはすぐにメールが届きました。
- SBI損保
- チューリッヒ
- 三井ダイレクト損保
- アクサダイレクト
- セゾン自動車火災(おとなの自動車保険)
見積を依頼したからにはメールで結果が届くのは当然のことですし、逆に届いてもらわなければ意味がありません。
ただ、一度結果が届けば普通はそれ以上メールはいらないですよね。
ところが、保険の満期日が来るまでは各損保会社から勧誘のメールが何度か届くことがあります。
無料で何かサービスを申し込んだときにはよくあることですが、人によってはそれがうっとうしいと思うかもしれません。
しかし、自動車保険一括見積もりの場合は、損保会社から「電話がたくさんかかってくる」ことはありません。
私もこれまで何年も一括見積もりを使っていますが電話が来たことは一度もありません。
それと比べれば、メールの場合は気にならない人もいるのではないでしょうか。
損保会社が限定される
最大20社に依頼できるといっても、経験上、すべての損保会社に依頼できることはありません。
私は中古車ばかりを乗り継いできたせいか、毎年の更新時期に一括見積もりサイトで見積を依頼しても、結果を出してくれる会社は限定されてきました。
また、試しに車を新車に変えた場合でも、すべての会社が依頼にこたえてくれることはありませんでした。
つまり、一括見積もりサイトを通して見積依頼をすると、見積先の損保会社が限定されて逆に選択肢が少なくなってしまいます。
同じ条件で見積結果を比較できない
一括見積もりサイトでは、対人賠償、対物補償などの基本補償の金額を見積条件として設定できます。
しかし、弁護士特約などのオプション契約や車両保険に関してはそれぞれ指定できる項目が異なります。
また、損保会社によって特約として設定できる内容は違います。
そのため、一括見積もりサイトで条件を指定してもすべての会社に同じ設定が反映されるとは限りません。
各社の見積を見て保険料だけを比較しようとすると、補償内容が違っていて正しく比較できない可能性が高いので注意が必要です。
デメリットの回避方法は?
このように自動車保険一括見積もりのデメリットを挙げていくと、使わないほうがよいのでは?と思われるかもしれません。
しかし、あらかじめデメリットがわかっていれば回避できます。
それでは、デメリットごとに回避する方法を説明していきますね。
見積専用のメールアドレスを利用する
まず「メールが頻繁に送られてくる」デメリットを回避する方法は、見積を含めた一括見積もりサイトからのメールを受信するための専用メールアドレスを持つことです。
普段使っているメインのアドレスとは別のアドレスを使えば、大切なメールが一括見積もりサイトからのメールで埋もれてしまうこともなくなります。
もちろん、一切メールが届かないようにするには「配信停止」の手続きをとればよいのですが、私はおすすめしません。
後日送られてくるメールの中には「見積依頼した人限定のプレゼント情報」が送られてくることがあるからです。
保険スクエアBang!やズバット自動車保険比較など多数の比較サイトを運営するウェブクルーの一括見積もりサイトを利用すると、生命保険や火災保険など、さまざまな保険情報のメールが届きます。
それらのメールには、
ですので、無料のサービスなのにプレゼントがもらえるというメリットを享受するためにも、別のメールアドレスを用意するという方法をおすすめします。
複数の一括見積もりサイトを利用する
次に「損保会社が限定される」デメリットを回避する方法は、複数の自動車保険一括見積もりを利用することです。
複数のサイトで見積もりを依頼すると当然重複する会社があります。
しかし、サイトによって見積条件に設定できる項目や範囲は違います。
そのため、同じ損保会社の見積でも依頼したサイトによって見積内容が変わることがあります。
細かいことですが、自分にとって一番安い自動車保険を見つけるためには、より多くの会社や条件で比較することも有効です。
手間は余計にかかりますが、そこを我慢して依頼してみてください。
そして、複数サイトの利用をおすすめするもうひとつの理由はプレゼントがもらえる機会が増えることです。
同時に見積もりを依頼してもプレゼントはそれぞれのサイトからいただくことができるので、利用しないのはむしろ損です。
見積結果の内容の違いを確認する
最後に「同じ条件で見積結果を比較できない」デメリットを回避する方法は、送られてきた見積結果の補償内容の違いを確認することです。
特に、損保会社ごとに内容に大きな違いがある項目は以下の通りです。
- 車両保険(一般型、エコノミー型、免責金額)
- 人身傷害(契約者搭乗中限定、車のみ、車以外も含む)
- 搭乗者傷害の有無と金額
- 各種特約の内容(弁護士特約、個人賠償特約など)
これらの項目に違いがないかを比較して、違いがある場合は条件を揃えてご自身で見積もりを取り直すことをおすすめします。
おすすめの自動車保険一括見積もりサイト5選
いくつもある自動車保険一括見積もりサイトには運営元が同じサイトがあります。
また、見積依頼をしてもプレゼントがもらえるサイトともらえないサイトがあります。
そのような各サイトの違いや共通点を考慮して、これだけ使えばよいというサイトを以下に挙げました。
すべてのサイトを利用することでそれぞれのサイトからプレゼントをもらう(一部は抽選ですが)ことができます。
一年に一度の自動車保険更新時にしか得られない機会に、これを利用しないのは本当にもったいないと思います。
ここで挙げたポイントに注意して、一番安い自動車保険選びに活用してください!
![]() 保険スクエアbang! | 管理人一押しのおすすめ一括見積もりサイトです。 |
![]() インズウェブ | 見積を依頼すると必ずケンタッキーがもらえます。 |
![]() 価格.com | 見積を依頼すると抽選で豪華家電が当たります。 |
![]() 楽天自動車保険一括見積もり | 見積を依頼すると必ずお米、ハーゲンダッツ、サーティワンのアイスクリームのいずれかがもらえます。 |
![]() NTTイフ | NTTイフ経由で自動車保険を契約すると独自の特典がついてきます。 |
まとめ
- 自動車保険一括見積もりにはデメリットもありますが回避する方法があります。
- 出てくる見積もりの条件は損保会社ごとに違うことを理解し、優先する項目をひとつ決めると結果を比較しやすくなります。
- メリットを最大限活かすために、複数の自動車保険一括見積もりサイトを利用することをおすすめします。