
という、価格.com自動車保険一括見積もりに関心を持たれた方の疑問にお答えします。
もくじ
価格.com自動車保険一括見積もりとは
価格.com自動車保険一括見積もりは、パソコンや家電の価格比較サイトとして知られている価格.comを運営する株式会社カカクコムが提供するサービスです。
概要
「価格」と検索エンジンに入力するとトップに表示されるほど誰もが知っている価格.comは、家電以外にも多くの商品やサービスを比較できますが、自動車保険もそのうちのひとつです。
価格.comの自動車保険一括見積もりは、他の価格.comのサービスと同じく、無料でどなたでも必要なときに必要に応じて利用できます。
最短5分程度の必要事項の入力で、最大15社に一括で保険料の見積を依頼できます。
初めてサービスを利用して見積もりを取った人が節約できた保険料は平均約3万円、なかには5万円以上安くなった人がいるという実績もあります。
見積依頼するだけでプレゼントが当たるキャンペーンは、時期によって商品を変えながら常時実施されていますので、保険の更新時期によらず、いつでもプレゼントが当たるチャンスがあります。
サイトの特徴
価格.com自動車保険一括見積もりでは、独自の満足度ランキングを毎年算出しています。
2010年から毎年公開されているこのランキングは、外部リサーチ会社(マクロミル)による調査に基づいて作成されています。
ランキングの種類とそれぞれの2020年度および2019年度の第1位をご紹介します。
2020年度 | 2019年度 | |
---|---|---|
総合 | ソニー損保 | おとなの自動車保険 |
保険料 | SBI損保 | SBI損保 |
補償内容 | ソニー損保 | おとなの自動車保険 |
顧客対応 | ソニー損保 | AIG損保 |
事故対応 | AIG損保 | AIG損保 |
※「おとなの自動車保険」はセゾン自動車火災保険の商品名
このほかにも、自動車保険の基礎知識など保険選びの参考になる情報がたくさん載っています。
こうした情報にも見積もり依頼のついでに目を通してみるのもおすすめです。
価格.com自動車保険一括見積もり参加会社
価格.com自動車保険一括見積もりに参加しているのは以下の会社です。
- アクサ損害保険株式会社
- イーデザイン損害保険株式会社
- ソニー損害保険株式会社
- チューリッヒ保険会社
- 三井ダイレクト損害保険株式会社
- SBI損害保険株式会社
- セゾン自動車火災保険株式会社
- Chubb損害保険株式会社
- 楽天損害保険株式会社
- 損害保険ジャパン株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
- AIG損害保険株式会社
- こくみん共済 coop
(順不同:2021年8月1日現在)
このなかから、見積依頼の条件(車種、等級、年齢など)がマッチした会社を自動的に選んで依頼されます。
特に中古車で年式が高い車の場合は、見積もりを出してくれる会社が少なくなる傾向にあるようです。
私の場合は下図の通り、全部で6社でした。
(チューリッヒ、アクサダイレクト、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、SBI損保、セゾン自動車火災保険)
見積利用後のプレゼントキャンペーン最新情報
価格.com無料自動車保険一括見積もりでは抽選で人気家電があたるプレゼントキャンペーンを常時実施しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
→価格.com自動車保険一括見積もりのプレゼントキャンペーンの内容は?応募方法は?
価格.com自動車保険一括見積もりを利用するメリット・デメリットは?
価格.com自動車保険一括見積もりを利用するメリットとデメリットを簡単にまとめました。
メリット
特徴にも書きましたが価格.com独自の満足度ランキングなど保険会社選びに役立つ情報が充実している点が挙げられます。
また、抽選で豪華家電がもらえるキャンペーンを常時実施しており、運が良ければゲーム機やタブレットなどをもらうことができます。
さらに、一度でも利用すると、翌年度以降繰り返し見積依頼をすると上記抽選のプレゼントに加えて必ずもらえるプレゼントキャンペーンにも応募できます。
→価格.com自動車保険一括見積もりのプレゼントキャンペーンの内容は?応募方法は?
デメリット
デメリットとしては、見積結果を確認するために、各保険会社から送られてくるメールやはがきを自分で見比べる必要がある点が挙げられます。
インズウェブや保険スクエアbang!では専用ページで比較できるので、それと比べると利便性の点ではやや劣ります。
また、価格.comからのお知らせメールが届く設定で見積を依頼すると、登録アドレスに各種サービスのメールが送られてきます。
そのため、依頼申込時に日常のメインアドレスを登録するとそれらのメールにストレスを感じることがあるかもしれませんが回避する方法はあります。
こちらの記事に回避する方法をまとめましたので、ぜひご覧ください。
→自動車保険一括見積もりサイトのデメリットとは?回避する方法教えます
入力画面は使いやすいか?見積手順と使いやすさ評価
必要事項の入力画面について、見積手順と使いやすさ評価の結果をご紹介します。
入力前に用意するもの
できるだけ入力時間を短くするために、以下のものを用意しましょう。
- 契約中の自動車保険の保険証券
紙の証券がない場合は、自動車保険のマイページにログインするなど、情報を参照できるようにしておいてください。 - 免許証
免許取得日の入力が必要なので覚えていない方は必ず用意してください。
免許の色も保険料にかかわる重要項目です。 - 車検証
新車購入時や初めての保険加入で自動車保険の契約がない場合に必要です。
ただし、タイミング的に入手できない場合もあります。事前に車を購入したディーラーや業者から「初度登録年月」と「型式」を教えてもらってください。
見積依頼の手順
それでは見積もりを開始します。
画面はPC版なので、スマホで操作される際は「クリック」を「タップ」に読み替えてください。
なお、この画面からでもプレゼントキャンペーンには応募可能です。
- 価格.com自動車保険一括見積もりのホームページ
を開く
- [一括見積もりスタート(無料)]をクリック
- [一括見積もりスタート(無料)]をクリック
- あなたの車についての情報を入力
自動車保険に加入しているかどうかを選びます。保険証券か車検証に必要事項はすべて書かれているのでどちらかを見ながら入力します。
車のナンバーは入力しなくても影響がないので「ナンバーがない」のままでも構いません。
すべて入力が終わったら[「保険内容について」へ進む]をクリックします。
- 現在の自動車保険と保険の見積条件を入力
お手持ちの自動車保険証券を参考にして必要事項を入力します。保険内容はそのままでも見積もりは可能ですが、保険金額や家族限定の範囲を事前に決めてここで指定しておくと後で見積結果を比較するときに楽になります。
入力が終わったら「運転する方について」へ進むをクリックします。
- 運転者の情報を入力
使用目的や年間予定走行距離など情報を入力します。このページの入力内容が保険料の算出に大きく影響するので、後で困らないように正しく入力してください。
入力が終わったら[「ご契約者について」へ進む]をクリックします。
- 個人情報の確認と希望商品の選択
あなたの名前・住所・電話番号・メールアドレスを入力し、一番下の「キャンペーン応募について」で欲しいプレゼントを選び[「入力内容の確認」へ進む]をクリックします。
- 最終確認
入力内容に間違いがないかこの画面で確認します。問題なければ[お見積もりを受け取る]をクリックします。
以上で見積依頼が完了しました。
サイトの使いやすさを評価する
見積もり依頼画面の使いやすさについて、よい点、気になる点を挙げます。
「使いやすさ」には、操作のしやすさや画面のみやすさといった画面そのものの使いやすさと、細かく設定が可能かなどの機能的な使いやすさの両方を含んでいます。
楽天自動車保険一括見積もりと共通の画面なのでほぼ同じ評価になりますが、以下書いていきます。
よい点
- 画面ごとのばらつきが少ない
画面ごとに必要な入力項目数が大きく変わらないため、テンポよく入力を進められます。
- 選ばれている項目が見やすい
2択、3択の項目では大きなボタンが使われていて、どれが選ばれているかが分かりやすくなっています。
- 画面上部に大まかな流れが描かれている
画面上部に並んでいる4つの見出しは、左から右に入力順を示しています。
最初から4つ入力すればよいことがわかっていると、先が見えるので安心できます。
- 次の画面に移動するためのボタン名と上の見出し名が一致している
このボタンは、普通なら「次へ進む」となりがちです。
しかし、上の見出しとセットにして次に何を入力するのかを示すことで、自然と先の操作を予測できるようになっています。
※スマホ版ではボタンに関しては「次へ進む」で統一されています。また、必須項目がすべて入力されるまでは「必須項目をすべてご入力ください」と表示され、クリックもできません。
これも入力漏れを防ぐよい工夫だと思います。
気になる点
- 入力を進めると表示項目が増えていく
価格.comの画面の大きな特徴となりますが、どの画面も最初に表示される項目は2つか3つしかありません。ところが、ひとつ入力を進めると、どんどん下に表示項目が増えていきます。
操作手順の画面説明ではすべて表示された状態のものを示しましたが、入力を進めると下図のように項目が増えていきます。
この方法は、入力開始時の心理的な負荷を軽くするというメリットがあります。
入力が必須ではない項目をこのように省略して表示させる場合は、入力時間の短縮にもつながるので有効だと言えます。しかし、この画面ではすべてが入力必須項目なので入力が進むたびに表示項目が増えていくため、入力がいつ終わるのか見通しが立ちにくいという点で改善が必要だと思います。
- 知らずにメルマガに登録させられる可能性が高い
他のサイトと比べればよいほうだとは思いますが、下図をご覧ください。
メールアドレスの入力欄の下に、小さく薄い字で「価格.comからのおトク情報を受け取る」というチェックボックスがあり、チェックが入っています。
まるで、あえて目立たせないようにして気づかせないようにしているかのようです。
利用者目線で見ると他の一括見積もりサイトと同じくこの点は考え直したほうがよいと思います。
- 見積条件が限定されている
見積条件の入力画面では、補償内容に関して基本補償のみ設定できます。弁護士特約やファミリーバイク特約などの特約類は設定できないため、各保険会社が提示するプランを見比べて、どのプランで比較するべきかをチェックする必要があります。
まとめ
- 価格.com自動車保険一括見積もりは比較サイト大手(株)カカクコムが運営する「価格.com」の自動車保険版です。
- 見積もり依頼の内容は標準的です。新規の見積依頼では、抽選で人気の電化製品が当たります。
- インズウェブ、保険スクエアbang!よりも入力画面は見やすいです。入力するたびに表示項目が増えるのは好みが分かれると思います。
- 入力項目の少なさは操作感にはプラスですが、機能的にはややマイナスです。