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初めての自動車保険、20代の保険料が一番安い保険会社は?

公開日:2020年8月26日
最終更新日:2020年8月26日

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自動車保険の保険料は一般的には年齢が若いほど高くなります。

自動車保険の保険料を決める主な要素は等級ですが、同じ等級によっても20代と30代を比べると20代のほうが保険料は高くなります。

この記事では、初めて自動車保険に加入する20代のドライバーに必要な保険を、できるだけ安い保険料でつけるにはどうすればよいかについて説明します。

また、保険料が一番安い保険会社についても試算してみました。

もくじ

  • 自動車保険の保険料を決めるのは等級と年齢
    • 等級は「事故歴」で決まる
    • 年齢は若いほど保険料が高くなる
    • 20代は保険料の変化が大きい
    • 20代のドライバーでも自動車保険の保険料が安くなることも
  • 20代のドライバーが自動車保険を節約するには?
    • 相手に対する補償
    • 自分・同乗者に対する補償
    • 車・物品に対する補償
    • その他の補償
  • 20代の自動車保険で一番安い保険会社は?実際に見積もってみました
    • 見積条件
    • 見積もり結果
  • まとめ

自動車保険の保険料を決めるのは等級と年齢

自動車保険の保険料決定に大きく影響するのは等級と保険契約者の年齢です。

等級は「事故歴」で決まる

一つ目の要素である等級は、1等級から20等級まで(一部の共済は22等級まで)設定されていて、初めて自動車保険に加入するときは、6等級または7等級になります。

等級は1年ごとに見直され、年間で保険を使う事故が1回もなかった場合には1等級上がりますが、不運にも事故を起こしてしまって保険を使った場合は、1等級または3等級下がります。

自動車保険の等級については、こちらの記事にまとめましたのでぜひご覧ください。
→保険料を左右する?自動車保険の等級制度とは

年齢は若いほど保険料が高くなる

自動車保険の保険料を決めるもうひとつの大きな要素が年齢です。

統計上事故を起こすリスクが若者のほうが高いことから、年齢が若いほど保険料は高く設定されます。

自動車保険の保険料を計算するときは、年齢条件があり、1歳ごとに保険料が設定される「おとなの自動車保険」以外は、以下のような「年齢区分」が適用されます。

  • 全年齢補償
  • 21歳以上補償
  • 26歳以上補償
  • 30歳以上補償
  • 35歳以上補償

しかし、すべての保険会社が上記の年齢区分を使っているわけではありません。
各保険会社が使っている年齢区分は次のようになっています。

 保険会社21歳以上26歳以上30歳以上35歳以上
ネット型SBI損保○○--
イーデザイン損保○○○-
三井ダイレクト損保○○○-
セコム損保○○-○
セゾン自動車火災保険
(おとなの自動車保険)
----
ソニー損保○○○-
チューリッヒ(スーパー)○○○-
チューリッヒ(ネット)○○○-
アクサダイレクト○○○-
代理店型東京海上日動○○-○
損保ジャパン○○-○
三井住友海上○○-○
あいおいニッセイ同和損保○○-○
楽天損保○○-○
共栄火災○○-○
チャブ損保○○○-

代理店型はいずれも一番上の年齢区分が35歳以上になっているのに対し、ネット型は概ね30歳以上になっています。

例外はSBI損保で、21歳以上と26歳以上しか区分がありません。

また、前述の通り、おとなの自動車保険は1歳ごとに設定されているため年齢区分がありません。

20代は保険料の変化が大きい

年齢区分の例からわかるとおり、20代は年齢に応じて区分が3つにわかれています。

なかでも、21歳未満のドライバーが初めて自動車保険に入る場合の保険料は、21歳以上と比べてもおよそ2倍ほどになります。

これだけ金額が違うと、保険料のことだけを考えると、21歳になるまでは自動車保険に入りたくないと思うのも無理はありませんが、無保険で運転は大変怖いので車を持つなら保険には必ず入っていただきたいと思います。

20代のドライバーでも自動車保険の保険料が安くなることも

20代の場合、契約内容を工夫しても保険料は高くなりがちですが、環境によっては同じ補償内容でも大きく保険料を節約できる場合があります。

それは、車を持っていて自動車保険に加入している親と同居している場合です。

この場合は、親と別の車に乗るとしても、保険の契約者を親にして、車両の主な使用者(被保険者)をご自身に設定し、さらに運転者を本人限定とすることで、保険料をかなり抑えることができます。

SBI損保の例では、もし親の等級が20等級だった場合、ご自身が契約者になるのと比べると20歳なら3割ほど保険料を削減することができます。

自宅暮らしでも親が車を持っていない、あるいは独立して暮らしている場合は、このような方法は取れないので保険内容をよく考える必要があります。

20代のドライバーが自動車保険を節約するには?

20代の場合、フル装備で補償をつけると保険料がぐっと高くなってしまいます。

そこで、20代の方が自動車保険の保険料を節約するには、補償の要不要を見極めて、必要最小限の内容に絞りこむことが必要です。

保険に加入する目的は「事故相手」「自分・同乗者」「車・物品」に対して必要な補償ができるようにすることですが、それぞれについて基本的な考え方をまとめます。

相手に対する補償

初めての車であれば、運転が不慣れな方がほとんどのはずです。どうしても事故率は高い世代ですので、相手に対する補償は手厚くしておくのが無難です。

対人賠償は今の自動車保険の場合、基本的には「無制限」で自動セットされます。

対物賠償は保険会社によって、最大金額が一定額(2億円程度)と無制限にわかれますが、最大値にしてもあまり保険料は変わらないので、対物も最大限度額に設定することをおすすめします。

自分・同乗者に対する補償

自分や同乗者に対する補償は、必要最低限なものを抑えることが肝心です。

自分や同乗者に対する保険には人身傷害や搭乗者傷害がありますが、保険料を抑えたい場合は、医療費等の実費が補償される人身傷害のみをつければ最低限の補償は得られます。

車・物品に対する補償

自分の車に対する代表的な補償は車両保険ですが、車両保険のつけ方で保険料は大きく左右されます。

初めて買った車が新車や年式の浅い中古車であれば、万が一のことを考えると入らないという選択肢は選びにくいのではないでしょうか。

逆に、車齢が高い、古い中古車を買った場合は、もし何かあっても車両保険を使って直すのは勿体ないように思います。

初めての自動車保険の保険料はどうしても高額になりますので、ご自身の愛車の価格や年式に合わせて、車両保険をつけるかどうかを判断されるのが良いと思います。

その他の補償

保険料を節約するには、身の回り品に対する補償など上記以外の補償や特約はできるだけつけないようにする必要があります。

しかし、私は、弁護士特約だけはつけることをおすすめします。事故に巻き込まれて何らかの責任を争うことになってしまった場合、素人が自分で適切に対応できるわけはないからです。

また自転車にも乗る人は、お住まいの自治体で自転車保険義務化が実施されていれば、専用の自転車保険に入るより、自動車保険の特約でカバーすることを考えたほうが保険料は節約できます。

自動車保険でカバーできる自転車保険に関してはこちらをご覧ください。
→自転車保険加入義務化とは?罰則はある?自動車保険で対応できる?

20代の自動車保険で一番安い保険会社は?実際に見積もってみました

というわけで、自社のサイトで、個人情報を入力しなくても保険料の見積もりができる以下の保険会社のサイトを使って実際に見積もりをしてみました。

見積条件

見積もりは以下の条件で実施しました。

ある程度計算を簡易化するために、年齢を問わず、初めて自動車保険に入ること、免許を取って3年以内(グリーン免許)であることを前提として見積もりを取りました。

車両は、2020年にもっとも売れている普通車であるトヨタ ライズを新車で購入したという設定です。

    ■車の情報
    車名(型式):ライズ 型式 A210A
    初度登録年月 令和02年07月
    用途・車種 自家用小型乗用車
    仕様・形状 1000 4WD タ-ボ Gハツチバツク
    主な使用地:東京都
    主な使用目的:日常・レジャー
    年間走行距離:8,000km

    ■主な運転者(記名被保険者)の情報
    免許の色  : グリーン
    契約者・所有者との関係:本人

    ■契約情報
    等級    :6等級
    車両保険  : あり(一般) 車両保険価格 230万円、免責金額 5-10万円
    対人・対物賠償:無制限
    人身傷害  : 3,000万円・一般タイプ
    搭乗者傷害 : なし

    ■特約情報
    運転者限定特約:本人限定
    対物差額修理費用補償特約
    弁護士費用特約
    自転車賠償特約(個人賠償の場合もあり)
    自動ブレーキ割引
    新車割引
    証券非発行割引
    ロードサービス

見積もり結果

見積もり結果は以下の通りになりました。

年齢区分をクリックすると保険料の順に並び替えが可能です。

 保険会社21歳未満21歳~25歳26歳以上
ネット型SBI損保229,000131,210103,840
ネット型イーデザイン損保431,870246,620146,160
ネット型三井ダイレクト損保298,930181,680101,970
ネット型セコム損保297,570165,000117,500
ネット型セゾン自動車火災保険
(おとなの自動車保険)
見積もり不可224,270112,010
ネット型ソニー損保車両保険不可178,820121,760
ネット型アクサダイレクト407,990223,820123,940
代理店型楽天損保見積もり不可195,470154,310
代理店型東京海上日動282,800164,200133,030
代理店型損保ジャパン262,140169,410131,080
代理店型三井住友海上見積もり不可178,470137,570
代理店型共栄火災418,000263,010214,090
代理店型あいおいニッセイ同和損保276,430165,780134,140

25歳まではSBI損保、26歳以上では三井ダイレクト損保といずれもネット型の保険会社が最安値となりました。

ただ、25歳までの区分では、ネット型と代理店型の差は大きくありません。

一般的には、ネット型のほうが保険料が安いと言われますし、家族もしくは配偶者がいるパターンでの試算では保険料の差も小さくありませんでした。(こちらの記事を参照)

しかし、20代に関しては代理店型とネット型の保険料は拮抗しています。

こうしたことは実際に比較して見積もってみないとわからないことです。

今回は私が各保険会社のサイトを使って試算しましたが、なかなか手間と時間が必要です。

そこで便利なのが、複数の保険会社に一度に見積を依頼できる「一括見積もりサイト」です。

自動車保険一括見積もりサイトでは、お持ちの車やご自身の情報を一つのフォームに入力するだけで、複数の保険会社にまとめて見積を依頼できます。

必要な情報の入力は5分程度で完了するので、時間も手間もかかりません。

比較の結果、安くなった保険料の平均額は約3万円というデータも出ています。

しかも、サービスは無料で利用できます。

車検証と免許証の情報があるとスムーズに入力できますので、まずはお手元にご用意のうえ、下のボタンをクリックしてお試しください。当サイトおすすめの一括見積もりサイトに移動します。

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まとめ

  • 20代のドライバーは統計上事故を起こすリスクが他の年代と比べて高いため、保険料が高く設定されています。
  • 同じ20代でも年齢区分によって保険料が大きく変わります。21歳未満の保険料はずば抜けて高くなります。
  • 今回の試算では、20代でもっとも保険料が安くなる保険会社は、25歳までならSBI損保、26歳以上なら三井ダイレクト損保となりました。

カテゴリー:安い自動車保険の選び方 タグ:20代の保険料


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はじめまして。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
マイカー歴は20年あまり、その間4つの保険会社を乗り換えてきました。

東京海上
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三井ダイレクト損保
↓
東京海上日動
↓
SBI損保
↓
セゾン自動車火災

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